メディカルアロマで自家製咳止め

メディカルオイルで作る自家製咳止め

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家庭に質の良い精油があると、薬に頼ることがほとんどなくなってきます。今回はしつこい咳に大変有用性のある、家族や友達に何度も作って好評を得ているメディカルオイルで作る自家製咳止めのレシピをご紹介します。

メディカルアロマとは

植物が作り出す香りの成分を使って、私たちの健康や美容に役立てていく自然・植物療法の一つをアロマセラピーと言います。植物の花・葉・果皮・種子などから採りだした100%天然の精油(エッセンシャルオイル)を利用して、毎日を健やかに送るための心と身体の健康管理法です。

植物の香りは脳へダイレクトに働きかけます。香りは脳を刺激して、気持ちを落ち着かせたり、気分を高揚させたりして感情に働きかけ、自律神経やホルモンを分泌する内分泌系、免疫機能にも影響を及ぼします。香りの成分には、鎮痛作用や抗菌作用、抗ウイルス作用など、さまざまな作用があります。

メディカルアロマセラピーは、その作用を利用して、心と身体の不調や病気の予防などに役立てていくものです。人の身体には本来、自分で病気やケガなどを治そうとする自然治癒力が備わっています。メディカルアロマセラピーは、生まれながらに持っている「自分で治す力」=「自然治癒力」を高める手助けもしてくれます。

このメディカルアロマセラピーは、欧米では医療行為としても認めらている国もあります。日本では西洋医学を補完する代替医療としてメディカルアロマセラピーの導入が進んでいます。

精油の正しい使い方をそれぞれのご家庭のお母さんが知っていれば、家族に体調不良が発生した場合に、家庭でほとんどの対応ができるようになります。

メディカルアロマに適している精油

市場に出回るオイルの質は実に様々です。中には、混ざり物も多く、人工香料を合成している場合もあります。合成香料を加えたアロマオイルは体にとって逆に悪影響を与えることもあります。また、同じ植物を使っていても、収穫の場所や時期、抽出方法などの違いにより、オイルの質は全く異なったものになり得ますので、購入前に確認が必要です。

アロマセラピーは吸引、直接塗布、飲用をしていきますので、エッセンシャルオイルが純粋であることは必然です。原料の栽培時に農薬や化学肥料を使っていないか、合成香料といった混入物がないかを確認し、無農薬有機農法で栽培された、高品質の純粋オイルを選びましょう。また、収穫方法や抽出方法などにも注意し、第三者機関の厳しい検査基準を満たした最高級品質の「純粋セラピー等級」の物を選んでいくことが大切になります。

高品質のオイルは、成分分析法であるガスクロマトグラフィーで証明されています。これにより、精油の構成成分がわかりますので、成分分析表が用意されているメーカーのものを選んでください。

また、人によって体質は異なりますので、あくまで精油の飲用はご自身の責任の元行って下さい。

なぜ市販の咳止め薬を使わないか

我が家では、市販の薬は基本的に使用しません。緊急の場合や、症状によって医療や化学療法の力をかりる時もありますが、他の症状の際はほとんどが私たちの体に備わっている免疫力、食事、自然療法(メディカルアロマやメディカルハーブ)で治癒すると信じています(薬の副作用をいちいち調べているのが面倒だという理由もあります(笑)。特にメディカルアロマに出会ってからは、アロマの力を借りています。

なぜハチミツなのか

はちみつは、本当に神様が下さった自然のお薬だと思っています。それくらい万能なんです。はちみつに関しては様々な研究や実験がなされていますが、咳に関しても咳止めのお薬と同じくらいの咳止め効果がありそうだという研究結果が出ています。

はじめに

まず、注意事項を書いておく必要があります。1歳未満の子どもにはハチミツを与えることでボツリヌス症を起こすリスクがあるため、与えないよう注意してください。

自家製咳止めの材料

  • 煮沸消毒済みガラスジャー
  • 生はちみつ
  • フランキンセンス オイル
  • レモンオイル
  • ペッパーミントオイル
  • ラベンダーオイル
  • プロテクティブ オイルブレンド (オレンジ、クローブ、シナモンリーフ、シナモンバーク、ユーカリプタス、ローズマリー)

はちみつは加熱処理のされていない「生はちみつ」をご用意ください。我が家はCostcoのRaw Honey、もしくは近所で養蜂をされているところから購入しています。

生はちみつとは

生はちみつは酵素が生きているので美容と健康に優れた効果を発揮します。養蜂家の方がミツバチの巣から採り、フィルターで濾して不純物を取り除いたものが生はちみつで、はちみつ本来が持つ栄養素が生きていて、栄養価が非常に高い食品です。しかし残念ながら、スーパーなどで気軽に買えるはちみつのほとんどは加熱処理がしてあります。はちみつは45度以上だと含まれている成分が壊れてしまうので、加熱処理してあるものは、本来はちみつが持つ栄養素は含まれていません。

摂取方法

1回に小さじ1杯をゆっくりと口に入れて溶かして下さい。必要や症状に応じで、2−3時間毎に1さじ摂取していただいて大丈夫です。

メディカルオイルに関してご質問があれば、お気軽にコメント欄からご連絡下さい!

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メディカルオイルで作る自家製咳止め
メディカルアロマで自家製咳止め

メディカルオイルで作る自家製咳止め

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家庭に質の良い精油があると、薬に頼ることがほとんどなくなります。今回はしつこい咳に効果テキメン、自家製咳止めのレシピをご紹介します。

Materials

  • 生はちみつ
  • レモンオイル
  • ラベンダーオイル
  • フランキンセンスオイル
  • ペッパーミントオイル
  • プロテクティブ オイルブレンド (オレンジ、クローブ、シナモンリーフ、シナモンバーク、ユーカリプタス、ローズマリー)

Tools

  • ガラスジャー

Instructions

  1. ガラスジャーは予め煮沸消毒しておきます。
  2. お手持ちのガラスジャーの容量に合わせて、はちみつを入れます。
  3. はちみつ小さじ1杯につき、オイル夫々1滴をいれ、混ぜ合わせます。例: はちみつ 大さじ3杯であれば、それぞれのオイルを9滴ずつ。

Notes

1歳未満のお子様へはちみつを与えないようご注意ください。

精油の飲用は、ご自身の責任の元、良質のオイルにて行って下さい。

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