アロマディフューザーの掃除方法

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ディフューザーを綺麗に掃除することで、寿命を長くするのはもちろん、カビの胞子や体に有害となるものを撒き散らさないようにできますし、エッセンシャルオイルの効能をしっかりと受け取れるようになります。

特に水を使用するディフューザーでは、カビが発生してしまうことがあります。また、エッセンシャルオイルによっては、粘度の高いものもありディフューザーの内部に残ってしまいます。ディフューザーのお掃除はとても簡単ですから、ぜひ後回しにせず、数週間に1度のお手入れをしてみて下さい。

ディフューザーのお掃除方法

まず最初に、すべての電気機器は、コンセントが抜いてあることを確認します。

噴霧式ディフューザー

噴霧式ディフューザーは、精油をガラスフラスコに入れたままに放置すると酸化し固まりますので、長時間使用しない場合には必ず使用後に洗浄をして下さい。また、柑橘系や樹木系の精油は詰まりやすいため、毎日の洗浄をおすすめします。

  • ガラスフラスコ内に無水エタノールを底から1cmほど注ぎます
  • 電源を入れて、2-3分運転します。フラスコ内部に付着した精油は本体ごとゆっくりと揺らして取り除いて下さい。洗浄運転はごく短時間にとどめて下さい。
  • フラスコ内のエタノールをティッシュなどに染み込ませて取り除けば洗浄は完了です。
  • 汚れがひどく、精油の色が取れない場合は、新しい無水エタノールを注入し、洗浄を数回繰り返してみて下さい。

それでも細管の内部が汚れていたり、精油が噴霧されない場合は煮沸洗浄をお勧めします。

煮沸洗浄

  • 小さめの鍋に常温の水をはり、中性洗剤を数滴加えてフラスコを静かに入れます
  • 中火にかけ、沸騰したら弱火に戻し10−15分ゆっくり煮沸します。直接熱湯に投入するとガラスが割れる恐れがあるので、必ず常温の水から煮沸して下さい。
  • トングなどでフラスコをつまみあげ汚れの具合を確認して下さい。
  • フラスコ内の汚れがきれいに取れたら、火を止めそのまま冷まします。フラスコを急に冷却するとガラスが割れる恐れがあります。

超音波式ディフューザー

  • ディフューザーに容量の半分くらいの水と大さじ1のホワイトビネガーを入れます。
  • ディフューザーの電源を入れ、15分ほど運転します。
  • ディフューザー内部の水を完全に出します。
  • 綿棒にホワイトビネガーを浸し、ディフューザー内部や汚れの溜まりやすい角を掃除します。
  • 水で軽く洗い流し、軽く水分を取ったら自然乾燥させて終了です。

ディフューザーのお掃除の頻度は?

毎日ご使用になる方は、週に1度のお掃除をおすすめします。使用後には、残った水を捨て、中を乾燥させると共に、週に1度お掃除をしてみて下さい。

ディフューザーにカビが生えてしまったら

カビが生えてしまった時に最もナチュラルな方法で対処できるのが、重曹と酢です。ですが、ディフューザーに直接重曹を入れることはしません。

重曹と酢を同等量小さな器に入れ、混ぜ合わせます。綿棒をその液の中に浸し、カビの部分を掃除して下さい。その際、超音波プレートを触らないように気をつけます。

その後、綺麗なタオルで拭き取り、通常の酢を使ったディフューザー掃除を行います。

酢を使わない掃除方法

酢の匂いが苦手な場合は、無水エタノールを代替えで使うことができます。

無水エタノールに綿棒を浸し、綿棒でディフューザー内部を掃除して下さい。その際、超音波プレートは避けて下さい。

その後、乾いた布にレモンオイルを1−2滴垂らし、ディフューザー内部を拭き取り、最後に水で軽くすすいでから自然乾燥させて下さい。

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