栄養たっぷりボーンブロス(自家製鶏がらスープ)の作り方
とっても体に良いボーンブロス、ビックリするくらい簡単にできます。
ボーンブロスというとあまり聞きなれないかもしれませんが、つまりは「がらスープ」のことです。牛や豚の骨でももちろんできますが、家庭で手軽に作れるのが鶏の骨を使ったもの。骨を長い時間かけて煮て、そこからスープを作ります。がらスープは粉末のものを使っている方が多いかもしれませんが、粉末のものでは決して得ることのできない栄養素が、自家製ボーンブロスには多く詰まっています。
ボーンブロスの栄養素と効果
ボーンブロスには本当に様々な栄養素が含まれています:
- 様々なミネラル
- タンパク質コラーゲン
- アミノ酸
- グルコサミン、コンドロイチン
従って、炎症を抑える作用、体重コントロール、関節炎の改善、眠りの質改善、消化向上、肌質改善、風邪予防などに効果があると言われています。
なぜ酢を入れるのか
酸を入れることで、コラーゲンや関節を分解し、栄養素を溶け出しやすくします。
玉ねぎは皮のまま
玉ねぎが血液をサラサラにすることはよく知られていますが、実はいつも捨てている茶色い皮の方が、もっと血をサラサラにする成分を多く含んでいるのだそう。ほかにも皮には効能がいっぱいですので、皮を洗ったらそのまま入れて下さい。
骨はどこから入手するのか
鶏がら用の骨がスーパーで売っていたりしますが、我が家ではBBQやローストして食べた手羽元の骨、またローストチキンの骨を取っておいて、インスタントポットにいっぱいの量になるまで冷凍庫で保存しています。
コスパ最高!ブロスは2回作ってそのままスープに
インスタントポットに材料を入れ一晩煮出したら、翌朝1度目のブロスを保存瓶に移します。その後その鍋に再度1度目と同量の水を入れ、2度目のブロスを作ります。
その夜は、ブロスから骨だけを除き、残ったお肉とブロスでインスタントポットでスープを作ってみて下さい。そうすると、インスタントポットを洗わずにすみます!
ボーンブロスの保存方法
ボーンブロスが出来上がったら、保存瓶にロートをさし、その上にざるを置き、スープを保存瓶に移します。粗熱を取ったら冷蔵庫で数時間冷まして下さい。数時間後、ブロスがジェル化していれば、成功です!
1週間以内にブロスを使わないようであれば、冷凍庫で保管しても大丈夫です。
ボーンブロスの使い方
ご飯やキヌアを炊く水をボーンブロスに変えたり、様々なスープやシチューに使えますし、そのまま飲むこともできます。上述のような栄養素が含まれていますので、今まで粉末で作っていたスープやシチューの栄養素が格段に増します!
ボーンブロスを使ったレシピ
必要な道具
ボーンブロスの作り方
- インスタントポットに骨をいっぱいに入れる
- 玉ねぎを皮がついたまま半分に切り、入れる
- アップルサイダービネガー、ベイリーフ、ペッパーコーン(ブラックペッパー粒のまま)を入れる
- 骨がひたひたになるまで水を入れる
- スロークックで一晩煮出す
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ボーンブロス
粉末のものでは決して得ることのできない栄養素が、自家製ボーンブロスには多く詰まっています。
Ingredients
- 鶏の骨 1kg
- 玉ねぎ 1個
- ベイリーフ 2枚
- アップルサイダービネガー 大さじ2
- ペッパーコーン(ブラックペッパー粒) 大さじ1
Instructions
- インスタントポットに骨をいっぱいに入れる
- 玉ねぎを皮がついたまま半分に切り、入れる
- アップルサイダービネガー、ベイリーフ、ペッパーコーン(ブラックペッパー粒のまま)を入れる
- 骨がひたひたになるまで水を入れる
- スロークックで一晩煮出す
Notes
一晩煮出したら、翌朝1度目のブロスを保存瓶に移します。その後その鍋に再度1度目と同量の水を入れ、2度目のブロスを作ります。その夜は、ブロスから骨だけを除き、残ったお肉とブロスでインスタントポットでスープを作ってみて下さい。そうすると、インスタントポットを洗わずにすみます!