材料3つで、簡単サワードウ パスタ
ほんの3つの材料(小麦粉、卵、サワードウ スターター)で作る、サワードウ パスタ。色々な種類のパスタに万能に使えて、何よりヘルシー!想像以上に簡単に美味しく仕上がるので、試す価値アリです!!

花粉症持ちの私は、特に春は腸活のため市販のパスタを食べないようにしています。でもサワードウであれば、腸にも優しく血糖値の上昇も滑らかで、気兼ねなく食べれます。
サワードウ パスタとは
サワードウ スターターを使って作るパスタ。このレシピは3つの材料でできてきます:小麦粉、卵、そして、サワードウ スターター。通常の生パスタのように柔らかい食感で、ご自身のサワードウ スターターの状態により、様々な味を楽しむことができます。
なぜサワードウなのか
味と食感に加えて、腸へのベネフィットを語らずにはいられないのが、サワードウです。サワードウ スターターを用いることで、小麦の持つ酵素抑制物質やフィチン酸を分解し、グルテンを消化しやすいようにしてくれています。
一度ご自身で作ってみて下さい。ただ消化しやすいパスタというだけではなく、ご自身の作ったサワードウ スターターでパスタ生地を捏ね、それを口に頬張るまでの一連の行程に魅了されていくと思います。
サワードウ パスタを上手に作るコツ
- 場所確保:パスタを作るには広い場所を必要とします。キッチンカウンターであれば必要のないものは全てどかし広い場所を確保しましょう。または食卓テーブルなどでも大丈夫です。
- 乾燥方法:私は完成したパスタをプラスチックのハンガーにかけて乾燥させます。パスタラックをお持ちでなければ、どのように乾燥させるべきか、パスタを裁断する前に考えておきましょう。
- アクティブなスターターを使用:必要以上に酸味を増やさないためにも、捨て種ではなく、アクティブなスターターを使用しましょう。

必要な道具と材料
- 小麦粉:パスタを作るにはデュラムセモリナ粉でなければいけない!というわけではありません。お持ちであればデュラム粉で、なければ通常の強力粉で十分です。
- 卵
- サワードウ スターター:前述の通り、アクティブなスターターを使用しましょう。捨て種で作ることもできますが、パスタが酸味を帯びてしまいます。捨て種で作る際には、最後にフィードしてからあまり時間の経っていない捨て種を使用して下さい。
- スタンドミキサー:もちろん手で捏ねることも可能です
- パスタローラー&カッター:めん棒で伸ばし、包丁でカットすることも可能ですが、ローラーやカッターを持っていると便利です
- パスタマシン:パスタをよく召し上がるご家庭であれば、一台持っておくと便利です
- めん棒
- 天板やバットなど、パスタを置けるもの
- パスタラック、もしくはハンガー
サワードウ パスタ生地の作り方 2方法
1時間で作る方法と24時間かけてサワードウのベネフィットを最大限享受する方法の2方法をご紹介します。
1. パスタ生地を混ぜる
- ボウルに卵とサワードウ スターターを入れ、よく混ぜ合わせます
- 小麦粉を加えて混ぜます
- 混ざったら生地を一つにまとめ蓋をして10分ほど休ませます
- 生地を休ませたら、カウンターに出し、生地の上に手のひらの付け根を置いて、前に押し出すように生地をのばし、捏ねていきます。こうして生地を押し伸ばしていくと、グルテンが活性化します。生地に弾力が出るまで1−2分この工程を繰り返します。
- 捏ね終わったら、生地を丸めサランラップなどでキツめにラップします。

2. パスタ生地を発酵させる
- 常温で1時間:同日にパスタを召し上がりたい方向けです。サワードウの酸味がとてもマイルドになります。生地を捏ねた後サランラップなどでキツくラップをし、常温で1時間発酵させます。
- 冷蔵庫発酵(最長24時間):消化しやすく、深みのある味に仕上げたい方はこちらを。常温で1時間発酵させた後、冷蔵庫に入れ一晩(最長24時間)休ませます。生地が膨らまないようにラップで生地をしっかり密封して下さい。必要であればラップを二重にしても大丈夫です。生地を伸ばす時には冷蔵庫から出した後常温で30分ほど置いてから伸ばすと伸ばしやすくなります。
3. 生地を伸ばす


- 打ち粉をし、生地を出したら、4等分します
- めん棒で、薄くなるまで伸ばします
- パスタローラーの一番厚い設定で最低速でパスタを伸ばしていきます。その際、パスタ生地に十分に小麦粉をまぶしておき、パスタローラーに詰まらないようにしましょう。**お使いのパスタマシンによって使い方が異なるので、説明書をご確認下さい。
- 少しずつ薄い設定に変えながら何度かパスタを通し、生地の下に手を置いたときに透けて見える程度まで伸ばしていきます。
- 伸ばし終えたら、天板などに一旦置き、残りの3つも同様に伸ばしていきます。


4. お好みのパスタに裁断する
- 伸ばしたパスタ生地を必要に応じて横半分に切り、お好みのパスタカッターに通していきます。
- 裁断したら、パスタがくっついてしまわないように、セモリナ粉や小麦粉をまぶして置くと良いです。パスタカッターのすぐ下に小麦粉を入れた天板などを置いておくとすぐに小麦粉がまぶせて便利です。
- その後、パスタラックやハンガーにかけ、パスタがくっつかなくなるまで30分以上乾燥させます。


パスタカッターを使わずにパスタを作る方法
パスタマシンやパスタカッターを使わずにパスタは作れます。その際、十分に打ち粉をして下さい。
4等分したパスタ生地をめん棒でお好みの厚さに伸ばしたら、再度打ち粉をし、生地を端からくるくると丸めていきます。よく切れる包丁で、お好みの太さにパスタを切ります。切り終わったら、再度小麦粉をまぶし、くっつかないようにし、乾燥させます。
サワードウ パスタの保存方法
冷蔵保存:同日にパスタを調理する際には、調理するまで乾燥させておいて大丈夫です。同日に使用しない場合には、十分に乾燥させた後、密封容器やジップロックなどに移し、冷蔵庫で2日まで保存可能です。それ以上保存する場合には冷凍保存がオススメです。
冷凍保存:しっかりと小麦粉をまぶしたパスタを天板にのせ、天板ごと1時間ほど冷凍庫に入れます。その後、密封容器やジップロックなどに移し、冷凍保存して下さい。
サワードウ パスタの調理方法
大きな鍋に水と塩を入れ、沸騰させます。パスタの厚さによって異なりますが、2分から7分ほどパスタを茹でます。アルデンテになるまで、味見をしながらパスタの茹で加減を確認して下さい。**冷凍保存したパスタを茹でる場合には、8分以上かかることもあります。
その他のサワードウ レシピ
- 基本のサワードウ ブレッド
- サワードウ イングリッシュマフィン
- サワードウ サンドイッチブレッド
- サワードウ フォカッチャ
- サワードウ トルティーヤ
- サワードウ ベーグル
- サワードウ ブリオッシュ
- サワードウ チャバタ
- サワードウ ピタ
- ハラペーニョ チェダー サワードウ ブレッド
- サワードウ バゲット
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サワードウ パスタのレシピ

材料3つで 簡単サワードウ パスタ
ほんの3つの材料(小麦粉、卵、サワードウ スターター)で作る、サワードウ パスタ。色々な種類のパスタに万能に使えて、何よりヘルシー!想像以上に簡単に美味しく仕上がるので、試す価値アリです!!
Ingredients
- デュラムセモリナ粉、もしくは強力粉 300g
- 卵 大3つ程度 (165g)
- サワードウ スターター 40g
- 打ち粉用の小麦粉
Instructions
1. パスタ生地を混ぜる
- ボウルに卵とサワードウ スターターを入れ、よく混ぜ合わせる
- 小麦粉を加えて混ぜる
- 混ざったら生地を一つにまとめ蓋をして10分ほど休ませる
- 生地を休ませたら、カウンターに出し、生地の上に手のひらの付け根を置いて、前に押し出すように生地をのばし、捏ねる。生地に弾力が出るまで1−2分この工程を繰り返す。
- 捏ね終わったら、生地を丸めサランラップなどでキツめにラップする。
2. パスタ生地を発酵させる
- 常温で1時間:生地を捏ねた後サランラップなどでキツくラップをし、常温で1時間発酵させる
- 冷蔵庫発酵(最長24時間):常温で1時間発酵させた後、冷蔵庫に入れ一晩(最長24時間)休ませる。生地が膨らまないようにラップで生地をしっかり密封する
3. 生地を伸ばす
- 打ち粉をし、生地を出したら、4等分する
- めん棒で、薄くなるまで伸ばす
- パスタローラーの一番厚い設定で最低速でパスタを伸ばす
- 少しずつ薄い設定に変えながら何度かパスタを通し、生地の下に手を置いたときに透けて見える程度まで伸ばす
- 伸ばし終えたら、天板などに一旦置き、残りの3つも同様に伸ばす
4. お好みのパスタに裁断する
- 伸ばしたパスタ生地を必要に応じて横半分に切り、お好みのパスタカッターに通す
- 裁断したら、パスタがくっついてしまわないように、セモリナ粉や小麦粉をまぶして置く
- パスタラックやハンガーにかけ、パスタがくっつかなくなるまで30分以上乾燥させる
Notes
- 冷蔵庫発酵させた生地を伸ばす時には、冷蔵庫から出した後常温で30分ほど置いてから伸ばすと伸ばしやすくなります。
- パスタ生地をパスタローラーに通す際には、詰まりを避けるため、十分んい生地に小麦粉をまぶしておきます。**お使いのパスタマシンによって使い方が異なるので、説明書をご確認下さい。