サワードウ ピタ

通常のピタより味に深みがあってほんのり甘い。そして何より健康的！ピクニックのサンドイッチやディップに最適ですが、スープやシチューのお共として晩御飯にも重宝します。我が家ではギリシャ風ギロスを挟んでいただくのがお気に入り！

サワードウを使っているので、とても健康的なこのピタ(サワードウスターターの作り方)。材料もシンプルですし、労力もほとんどかかりません。

なぜサワードウなのか？

我が家ではパンやデザートを作るときに、小麦粉をそのまま使うことは滅多にありません。小麦粉と水だけを使って自家培養した天然酵母のサワードウ(サワー種)スターターを使います。小麦というのは酵素抑制物質やフィチン酸を含んでおり、体にミネラルを吸収するのを阻害しますし、それを長い間摂取し続けると胃腸に破綻をきたし、結果として近年よく言われるグルテンアレルギーなどということが発生してしまうのです。天然酵母を使い、小麦粉を長い時間かけて発酵させることで、酵素抑制物質やフィチン酸を分解し、私たちの体がグルテンを消化しやすいようにします。つまり、サワードウで作ったパンは小麦の栄養価を吸収しやすくし、小麦本来がもつマイナス要素を排他してくれます。また、長時間の発酵の過程で、ドライイーストで短時間に発酵させたパンには出せない深みのある味を生み出してしてくれるのです。サワードウ は私たちにとってとても有益なものと言えます。

成功のカギ

• ピタが膨らみ、内部にポケットができるのには高温が不可欠です。ピザストーンやキャストアイアンスキレットを十分に予熱しておいて下さい。

必要な材料

• アクティブなサワードウ スターター
• 水
• 強力粉
• 全粒粉 ー 全て強力粉で置き換えてもOK!
• きび糖
• オリーブオイル
• 塩

必要な道具

• スタンドミキサー(オプション)
• 10インチ スキレット、もしくはピザストーン
• めん棒
• スクレーパー
• 大きめのボウル

サワードウ ピタの作り方

• 生地を捏ねる4−12時間前にスターターをフィードしておきます。
• スタンドミキサーで材料を全て混ぜ合わせ、低速で10分ほど混ぜます。**スタンドミキサーがない場合には、材料を混ぜた後1時間小麦粉を吸水させ、その後30分間隔でストレッチ&フォールドを4セット行います。

• 蓋やラップなどをかけて、生地が2倍になるまで常温で発酵させます。室温によりますが、4−6時間で2倍になります。冷蔵庫で長時間発酵させる場合には、12時間くらいが目安です。晩御飯に焼きたいときは、朝生地を混ぜておくと良いですよ。

• カウンターに打ち粉をし、生地を出したら、5等分にし丸めます。

• ふきんをかけて15分くらい生地を休めたら、めん棒で生地を5mmの厚さまで伸ばしていきます。

• 濡れふきんをかけ生地が少し膨らむくらい30分程度発酵させます。
• その間に、スキレットやピザストーンを250℃で余熱しておきます。ガスコンロでスキレットを使って焼くことも可能ですが、蒸気が足りず時間がかかるのと、スキレットの温度管理が難しく、ポケットが出来る前に焦げてしまう傾向にあります。
• ピタをスキレットやピザストーンにのせ、5分ほど焼いたら膨らんできます。

• 冷めたら、半分に切って、お好みの具を入れて召し上がれ！

その他のサワードウを使ったレシピ

• 基本のサワードウ ブレッド
• サワードウ イングリッシュマフィン
• サワードウ サンドイッチブレッド
• サワードウ フォカッチャ
• サワードウ トルティーヤ
• サワードウ ベーグル
• サワードウ ブリオッシュ
• サワードウ チャバタ

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