ホームスクールファミリーの家事事情
最近新たにホームスクールを始められた方とお話ししているときに、家事のお話になり、我が家で家事をどうまわしているのか、シェアしようと思いました。
そもそもホームスクールとは
ホームスクールというのは、人生、生活をまるっと共にして、その中に学習を盛り込んで全てを教えるというものです。ですから、「学校を家庭で行うだけ」、という考えを捨てる必要があります。学校に行かずに、学習だけを家庭で行うという形をとるのであれば、ホームスクールである必要はありませんし、お母さんの負担だけが増えて、疲弊して破綻してしまいます。
ホームスクールというのは、日々の生活を通して、人生を教えます。ですから、家の中での仕事=家事も全て分担して行うことで、子供に家事の重要さを教えます。家族一人一人には、それぞれ役割が与えらえていますし、その家で共に生活する限り、家事もみんなで分担する必要があります。神様から与えられた家や物を、大切に管理することを教えることも重要です。また、与えられた仕事を自発的に行い、しっかりと責任を持って終わらせるというのを、家事を通して教えることができます。
Chore Charts
我が家では、Chore Chartsなるものを作成し、一年に一度見直しています。子供の年齢や能力相応の仕事を与え、表を作っておけば、毎日彼らが行うべき仕事が見える化されていますし、こちらとしても楽になります。長男が10歳になったくらいから、基本的に家の掃除は全て子供達が分担して行っています。
もちろん最初は親がお手本を示し、どういったことを期待するかを具体的に示してあげる必要があります。また、最初から完璧にできることを望んでもフェアではありません。日々行っていく中で、また指導していく中で上達していきます。そして、上手にできるようになれば、下の子が翌年は仕事を受け継ぐという体制にしても良いと思います。
具体的にどんな仕事を与えるか、それは、お子さんの年齢やスキル、またご家庭の必要性によって変わってくると思いますが、今年度の我が家の例をお見せしたいと思います。
ホームスクールカリキュラムの投稿の中でも述べていますが、我が家では朝の仕事は9:00までに全て終わらせて、9:00には学習を始められるようにしています。
ご褒美をあげるかあげないか
上述の通り、家事はみんなで分担すべきという考えから、我が家では子供達が家事手伝いをしたからといって、ご褒美をあげるということはしていません。ただし、他の人の仕事を代わりにやってあげる等、思いやりの行動が自発的に起きている時などには¥100ほどのご褒美をあげることもあります。
無料ダウンロード Chore Charts
無料でダウンロードできるChore Chartsをご用意しました。ご活用いただければ嬉しいです。