自然学習で作ったクラフト

2022年度 我が家のホームスクールカリキュラム(教材)

我が家ではなんとなくアメリカの学年度に合わせ9月から新学年を始めるのですが、1年に1度大きくカリキュラム(教材)の見直しを行います。

今年でホームスクールを始めて6年目になります。最初の2年は、所謂Boxed Curriculumと言われる、一箱に全ての教科が入っているような教材を使っていました。1日ずつ何をやらなければいけなくて、親がどういう質問をし、子供からどういう答えを期待し…というようなことが全て記載されているもので、「これなら出来る」と思って購入しました。しかし、結構完璧主義な私は、1日の過程を終えられないと焦ってしまい、その結果子供に当たってストレスを与えていました。ホームスクールが全く楽しくなくなり、喜びもなく、これはよくないと思っていたところ、Wild + Freeのみんなに助けられ、祈った結果、それまで使っていた教材を全て取り替え、子供達の強みや弱み、興味に合わせて一つ一つ教材を選び始めることになりました。

我が家の公用語は英語で、スクーリングも基本は英語で、英語の教材を使って行なっているので、どれだけご参考になるかはわかりませんが、よく聞かれる質問なので、日々のスケジュールと合わせて今年使っている教材をご紹介します。

1日の(基本の)タイムテーブル ー この通りに行かないことも多々あります

  • 9:00-10:00 モーニングタイム
  • 10:00-10:15 休憩
  • 10:15-12:00 個別学習
  • 12:00-13:00 ランチ休憩
  • 13:00-14:00 クワイエット タイム
  • 14:00〜 自由

朝の過ごし方

我が家は9:00からスクーリングを始めます。朝起きる時間は比較的自由にさせていますが、9:00までにそれぞれ朝食を済ませ、曜日によって決められているお手伝いや歯磨きなどを終わらせて、9:00にはテーブルにつくことが求められています。

モーニングタイムとは

モーニングタイムには子供達みんなが一緒に学べるものを行なっています。以前はそれぞれ別に行なっていたのですが、時間的に非効率で、私の労力もすごく使っていたので、年齢に関係なくみんなで学べるものをと思い、こういう形に落ち着きました。小さい子には難しいかも?と思っていても、子供というのは大人が考える以上にいろんなことを吸収し、学んでいて驚かされます。

モーニングタイムの内容はその年や時期によって異なり、子供達に学ばせたいもの、子供達が興味を持っているものを選んでいます。基本的には理科や歴史、地理などを学べるものが多いです。

2022年度に使っている教材

  • モーニングタイムThe Playful Pioneers (Peaceful Press) 今年はアメリカ史にフォーカスしたかったので、こちらを選択しました。このシリーズは、月ごとに変わる賛美歌、毎日のデボーション、読み聞かせ、詩、絵画、理科、歴史、生活スキルなどが含まれていて、年齢にかかわらず子供達皆で取り組めるようになっています。
モーニングタイム教材
1年の中で頻繁に使用する本
  • 6歳児(日本の年長児)
    • フォニックスAll About Reading Pre-reading (All About Learning Press) アルファベットに親しみ、音を学び始めるもので、毎回簡単なクラフトがあります。
    • 自然学習Exploring Nature With Children 昨今様々な自然学習教材が出ていますが、この教材が先駆けのような気がします。安価で家族皆で取り組めて、とても楽しんで行なっています。神様が造られた素晴らしい自然を学ぶのには最高の教材です。
自然学習で作ったクラフト
Nesting Birdsを学んでいるときに子供達と作った物:鳥の巣、卵、毛糸で作った鳥。
  • 9歳児(日本の3年生)
    • 算数Math-U-See ブロックを使って教える教材で、ホームスクーラーには有名な算数教材です。
    • 読みAll About Reading 小学校以降は4レベルに分けて、英語の読みを習得させる教材です。Orton-Gillingham方式を使用した教材で、いろんな感覚に働きかけ、特に失読症をお持ちのお子さんには効果的な教材です。
    • 国語:国語は我が家ではあまりフォーカスをしていないのですが、地の塩出版が出版している国語の教科書を使用して、読みと漢字を学んでいます。
  • 12歳児(日本の6年生)
    • 算数:同じくMath-U-See を使用しています。本教材を使用して6年目になります。
    • ライティングInstitute for Excellence in Writing (IEW)を使用しています。こちらもホームスクーラーには大変有名な教材ですが、その理由がよくわかります。DVD、もしくはストリーミングを見て、自分で書きながら学んでいくというスタイルですが、教えてくれるAndrew氏の人柄やユーモアが、そして教え方が大変効果的です。大人でも楽しめると思います。
    • 文法:同じくInstitute for Excellence in Writing (IEW)から出ているFix It! Grammerを使用しています。1日1文だけを取り組んでいくという、とても簡単だけれど、繰り返し行うことで文法を学べるという、こちらも大変効果的で子供も楽しんで取り組んでいます。
    • エンジニアリング:本人がエンジニアリングに興味を持ったので、今年はSnap Circuits (ELENCO)を使用して電子回路を楽しく学ばせています。

ご質問ありましたら、お気軽にコメント欄からご連絡下さい。

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